日本百名山 妙高山と火打山
新潟県上越には日本百名山の一つ妙高山があります。
この妙高山は「越後富士」とも呼ばれ、全国各地から愛好家の方などが来訪され登山を楽しまれている山です。
その妙高山へ登山に行ってこられた方から寄稿いただきましたので、ご紹介します。
週末に、テントを背負って、妙高山と火打山に登ってきました。
黒沢池ヒュッテ前にテントを張り、初日に妙高山、翌朝に火打山という行程。黒沢池から妙高山へは、一度下って、上り返すという道のりなので、なかなかハードなのですが、その分、樹林帯を抜け青空が広がった時の感動はひとしおでした。
翌朝は御来光を目指して、火打山へ。
山頂からは高田平野が一望でき、私の故郷直江津の海岸線も見渡すことができました。帰り道に「天狗の庭」という湿原を通りますが、この湖面に映る「逆さ火打」も素晴らしかったです。
これから、紅葉も始まり、ますます美しくなるのだと思います。
妙高山、火打山は、周りから見上げても上越地方のシンボルとして素晴らしいだけでなく、登ってみるからこそ分かる魅力がたくさん詰まっていることが実感できました。
妙高山山頂、火打山、天狗の庭 逆さ火内の美しい写真

妙高山山頂

天狗の庭

天狗の庭 逆さ火内

火打山山頂より高田平野

火打山山頂より日の出 御来光
とっても素晴らしい景色、大自然に抱かれたような写真を寄稿いただきありがとうございます!天気にも恵まれたようで何よりですね♪
登山って楽しそう!と思う写真ばかりです。
改めて自然の偉大さ、大切さを思い知ります。
今回登られた妙高山、火打山をwikipediaよりご案内。
妙高山とは
妙高山(みょうこうさん)は、標高2,454mの成層火山。日本百名山、北信五岳の一つであり、その中では最高峰。妙高戸隠連山国立公園に属している。
馬蹄形をした爆発カルデラの外輪山と、中央火口丘となる最高峰の溶岩ドームから構成される火山。活火山のランクCに指定されている。
弥彦山と並び新潟県を代表する山であり、越後富士(えちごふじ)の異名を持つ。北信五岳のひとつとして親しまれる。また近隣の火打山、焼山と共に頸城三山を形成している。山麓には温泉が沸き、冬期ウィンタースポーツのリゾートエリアとしても知られる。
山名は、古くは「越の中山」(こしのなかやま)と呼ばれていたものが、好字二字令により「名香山」と当て字され、それが「みょうこうざん」と読まれるようになり、「妙高山」の字が宛てられたものである。
出典 Wikipedia
火打山とは
火打山(ひうちやま)は、妙高戸隠連山国立公園内の新潟県糸魚川市と妙高市にまたがる標高2,462mの頸城山塊の最高峰である。日本百名山、及び花の百名山に選定されている。東西に緩やかな稜線を持つ山で、頂上付近は傾斜がさほど急でないため冬期には雪がべったりとついて真っ白な姿を見せる。主峰の他、西側にやや低い影火打(かげひうち)の峰がある。山容が火打石に似ていることが、山名の由来であるとする説がある。江戸時代の『越後野志』に山名の由来が記されている。
『難波山の南、妙高山の北にて両山の中間に在り、数峰の嶮厳並び列れり、宛も燧石を並べ立つるが如し、故に名付くと云う』— 『越後野志』(江戸時代)
火打山は活火山の焼山と成層火山の妙高山に挟まれた穏やかな山容の山であるが火山ではなく、堆積岩から海生動物類の化石が発見されている。
出典 Wikipedia
妙高山ゆかりの特産品
日本百名山の妙高山、この妙高山にゆかりのある特産品を紹介したいと思います。
それは「かんずり」。
出典 kanzuri.com
かんずりは、地元産のとうがらし、糀、柚子、食塩を原材料に3年の月日をかけてじっくりと作られる辛味調味料です。食通の間では「西の柚子こしょう」「東のかんずり」なんて言われているくらいの逸品です。
そのかんずりで地元新聞などでも取り上げられる独特の製造工程があります。それは「雪さらし」。
この雪さらしを行うことで、唐辛子の強いアクを雪が吸い取り、塩抜き効果と共に辛味がやわらかくなります。数日後回収となるのですが、これが大変!!降り積もった雪でサンドイッチ状態になった唐辛子を掘り出し(時には1メートル近くも掘起す事も・・)、洗浄し、次の仕込みの工程に入ります。
なんとも大変な工程ですよね。でも、これが旨さの秘訣なんでしょうね!
上越特産市場にもかんずりを使ったメイド・イン上越認証特産品『チリチリ塩糀』があります。
「チリチリ塩糀」は上越の「浮麹味噌」を製造する老舗味噌蔵の麹とかんずり、天日塩・雪室熟成の塩で作った唐辛子塩糀です。かんずりの辛みと塩麹の豊かなコクのある味で鶏肉・唐揚げなどの味付け(調味料)としておススメなんですよ!
う~ん、それにしても、火打山山頂の御来光、いい写真ですね~。登山はじめてみようかな~。